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10月2日午前10時10分より、シネマクレール石関にて「プルートで朝食を」。 ロートルな映画好きにとって朝食といえばヘップバーンの「ティファニーで朝食を」‘61、プルートというのもロンドンの有名なお店かナニカ?と、思いきやプルートはそのものずばり先日、太陽系の惑星からハズされてしまった冥王星のコト。 主人公パトリックが、幼くして女装にめざめるシークエンスは、「トーチソングトリロジー」‘88のオープニングにソックリだったし・・・、予告編の“神は彼にほんの少しの試練を与えた”というキャッチから、同館で来月上映予定の「トランスアメリカ」に通じる、ジェンダーをテーマにした類似作品かと思っていたが、そこは「狼の血族」‘84のニール・ジョーダン監督。テロの嵐が吹き荒れた‘70年代のアイルランドとイギリスを舞台背景にとりこみつつ、往年のスター女優ミッツィ・ゲイナーの顔を持つ幻の女=母親さがしのフシギな旅を描き出す。とはいえイギリスの近代史を聞きかじりぐらいでしか知らない身には歴史的事実に裏打ちされたエピソードとホラ話のく別がビミョーにつかない!おもわずホシくなってしまう「ドクター・フー」の宿敵ダレックスのナリキリセットがトウトツに登場したり、そこかしこで盛大なバクハツやらかしたり、ねぐらを探すうちにメルヘンの世界に迷い込んで就職したり、モンティパイソンや昨年暮れにようやく観ることが出来た「銀河ヒッチハイクガイド」みたいな印象をうける。と、いうよりもそのユニセックスな彼女(?)をツギツギ襲う(巻き起こす?)破天荒かつハカイ的なドラマ展開は吾妻センセイの傑作「やけくそ天使」のヒロイン、阿蘇湖素子嬢みたいではないか?ジェダイ・マスター=クワイ・ガン・ジンことリーアム・ニーソン扮するオトーサンもタジタジです。 もうヒトむかし以上も前になるだろうかマークス寿子というヒトの「大人の国イギリスと子供の国日本」(文藝春秋刊)なる本を読んだ。その内容になるほどなるほどと頷いたのも覚えているが、ちょっと認識を修正。たしかに相対的に見た日本人の大人気なさは認めざるを得ないが、こんなエイガやルイス・キャロルの「~アリス」やモンティパイソン、テレタビーズなんかを生み出したイギリスだって“ヘンな”オトナの国じゃないか? ▲吾妻ひでおセンセイといえば、単行本化でやっと読めました「うつうつひでお日記」!前作「失踪日記」に続き、イタイタシヤと思いつつ、本を浴びるように読まれているゴヨウス(また、それがわずかながらとはいえ収入を呼ぶ点)はウラヤマシイっす!
by oka-cpc
| 2006-10-09 14:07
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