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先日の“ネヴュラ賞受賞作を読みまくるゾ”宣言を受けてサミュエル・R・ディレーニィの1966年度受賞作「バベル17」(岡部宏之・訳/ハヤカワSF文庫)を読み進める。高校以来の再読であるが、細かいデティールの細部にイタるまでキレイさっぱりアタマから抜け落ちて只今、ヒジョーに新鮮な気分でページを繰っている。 <インベーダーの破壊工作の現場で傍受されるナゾの通信“バベル17”を追う美貌の女流詩人リドラ・ウォン。>初読以来コピーにもなってる“ニュースペースオペラの決定版”なる一文の?だったが、今回読んでみて、アッ成る程ここいらはキャプテン・フューチャーのモジりだなといった箇所がある。 物語の冒頭近くでヒロイン=リドラは“バベル17”が暗号ではなく言語であることを見抜いて、それが物語の核となっていくわけだが、なんか似たようなタイトルでやっぱり言語をテーマにしたエイガがあったっけ?「バベル」イマ手元においているチラシに踊る「本年度アカデミー賞最有力」の文字も今となってはムナしいチョー話題作(?)。なんか御大層なワリには「マグノリア」や「CRASH」とおんなじような、一見無関係な事物が一点の像を結ぶように収束していくドラマ構成がミエミエな予告編にイイカゲン食傷気味でスルーしようかとも思ってましたが、ま~某大アニメ作家のご子息が監督デヴューを飾った「ナントカ戦記」みたいに観たという既成事実ぐらいはツクっといた方がヨイカナというトコロまでカタむいてる今日この頃ではアリマス。
by oka-cpc
| 2007-03-17 15:04
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