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4月11日午後2時5分よりTOHOシネマズ岡南7番スクリーンにて「オール・ザ・キングスメン」。 いわずと知れた、作品賞を含む、第22回アカデミー賞3部門受賞に輝く同名映画のリメイク・・・な~んてDVDのジャケットからのウケうりで書いてますが、ボク的には完全に“名のみ高き”名作でアリマス。コノタビ、映画館のロビーに貼られたポスター見るまでてっきり西部劇だと思ってましたヨ。 理想主義を掲げて知事に当選を果たした男が、改革を推し進めるうちに、次第にかって自分自身が憎悪した権力者たちと同じ癒着やワイロに塗れていく。 ロベール・オッセン監督の旧版DVDのライナーノーツによると、日本公開は制作から20余年を経た1976年。昨日の「タクシードライバー」が話題をさらった年。で、あると同時に田中角栄元総理が収賄罪で逮捕されるというニュースが、劇場未公開に終わるかに思われていたハリウッド製の社会派ドラマを一躍タイムリーな話題作にオシあげた。 テーマの重さとは裏腹に音楽や人物描写の端々に通俗的なハリウッド娯楽映画のフンイキが、今となってはいささかチグハグな印象を与えている感のある旧版とは好対照的に、「シンドラーのリスト」などの脚本も手がけたスティーブン・ゼイリアンが描き出す陰影に富んだ情景や南部の風俗に好印象を抱いたが、ネックは、やはり主人公ウィリー・スタークを演じるショーン・ペンの過剰だろう。単なる選挙の票割り用の当て馬にすぎなかったスタークが、一躍ダークホースへと変貌する演説シーン。熱演力演が昂じるアマり参考にしたビデオの中に「チャプリンの独裁者」かヒットラーの記録映画でも紛れ込んでたんじゃなかろ~か?と思えるほどにマンガチックな感じがする。
by oka-cpc
| 2007-04-14 04:50
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