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「異形の監督ジェス・フランコ ユーロ・トラッシュ映画がほこる巨匠のすべて」(木野雅之・編著/洋泉社刊)読了。先月末から数度の中断をはさんで2週間近くかかってしまった。同書のテーマとなっている映画監督ジェス・フランコとはイカナル人物なのか? フィルモグラフィから抜粋した作品のタイトルから 「美女の皮をはぐ男」 「ジキル博士と殺人ロボット」 「復讐の女郎蜘蛛」 「怪人マブゼ博士の逆襲」 「ロビンソン・クルーソーの好色一代記」 「オルロフ博士の催眠治療」 「SF・SEX 異星人の餌食」 「マルキ・ド・サドのジェスティーヌ」 「女奴隷の復讐」 「三大怪人 史上最大の決戦」 「猟奇!処女残酷史」 「女拷問人グレタ」 「ザ・サディスト ノートルダム異常性犯罪ファイル」 「ナチス・ゾンビ吸血機甲師団」 「黒いブーツに革の鞭」 「オルロフ博士の転生実験」 「キリマンジャロ・ストーンの謎」・・・・・ その異形ぶりがうかがえるだろうか? 文中、ジェス作品のなかでも傑作の部類とされている「マルキ・ド・サドのジュステイーヌ」といえば、下伊福にあった総天然色空想科学喫茶“地球防衛軍”のマスター栗原さんが、イチバン観たい!といってたエイガではあ~りませんか。なんでも御幼少のミギリ、貼られてあったポスターを見て以来というからまさに、ヰタセクスアリスですな。“~防衛軍”が店じまいしてハヤ5年・・・・・、今頃は同作のDVDでもGETして余生のタノシミにでもしているのであろうか? 1967年から映画監督のキャリアをスタートさせ同書が世に出た2005年時点でその数およそ200本ちかく!しかも、未だ健在にして創作意欲も旺盛ときく。恐れイリヤのクリヤキンである。コマかい感想文はまた後日。
by oka-cpc
| 2007-07-14 15:06
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