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8月16日、朝っぱらから甥っ子二人と婆ちゃんを引きつれTOHOシネマズ岡南へ・・・。 午前9時10分より9番スクリーンにて「電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦」「劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!」。 まず一本目は「~ゲキレンジャー~」。香港大決戦なる看板にイツワリ無く、ナゾの大富豪主催の武術会からクライマックスの大乱戦へ「燃えよドラゴン」ばりのモノガタリ。だけどホントお金カカッテないアルネ。今どき、ダイタンなハメ込み合成と中華街の風景を巧みな編集&構成することで表現された “東洋の真珠”香港を堪能。それでも、先週の「西遊記」に比べれば遥かに舞台のフンイキを感じさせるトコロがなんとも・・・。 加えて、強大なチカラを誇る共通の敵の前に日ごろは敵と味方にワカレている両チームが呉越同舟、共同戦線をハることに。ポケミス版“ナポレオン・ソロ”「最終作戦」のアンクルとスラッシュ、仮面ライダースーパー1と怪人ジョーズワニ、サイヤ人を迎え撃つ悟空とピッコロ・・・最高に燃えるシチュエーションですな。映画館の暗闇に夢のハナを咲かせたアトの決着はいつものチャンネルで、マサに劇場版のカガミですナ。 続いて「~仮面ライダー電王~」は、クウガ以降の平成ライダーにイマいちノれないおじさんにはど~か?と思っていたのに加え、電車に乗っちゃそりゃライダーじゃないだろ?との思いを胸に画面に臨む。開巻しばらくしてそれらが杞憂とワカりほっと一息。「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」の轍をフむかと心配していた時代劇の場面も、オープンセットの安っぽさを逆手にとって、そのウラガワをヌケヌケと映し出してみせる確信犯的な演出でたくみにカバーしている。全篇が万事このトーンで統一されていることで先にあげたシンパイもドコへやらだ。 “時代を問わずにこれまで受け継いできた―中略―「重さ」「暗さ」を潔く捨て去り―中略―を交えて描いた”シリーズ最大の異端児とは「映画秘宝」誌9月号のレヴューだが、なかなか良い指摘ながらそこはかとない違和感も感じずにいられない。 思い起こしてもらいたい。ハバ広さで定評のあった、原作者=石ノ森章太郎センセイの作風を。「佐武と市」「OO9」に代表されるシリアスでアダルトなタッチから、「となりのタマゲタくん」「秘密戦隊ゴレンジャーごっこ」「がんばれロボコン」のナンセンスギャグへと作品世界がシフトしたとは取れないだろうか?少しだけ平成時代の仮面ライダーを見直したくなった。
by oka-cpc
| 2007-08-17 04:53
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