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承前 昨日のオミヤゲを持って出勤したら同僚から “大阪というとセリクですか?” セリク?なんだそりゃ。 てっきり大阪で誕生したあたらしいフウゾク店かナニかと思いきや、“世界陸上”のコトでした。そ~いえばTOHOシネマズなんばをめざして歩いた大通りのソコカシコにやたらとハデなシャツに短パン姿のオッサンのポスターが目立ってたのはソレか~。ち~とも知らなかったWA。 それはサテオキ。ロブ・ゾンビを始めとする“秘宝”系カントクたちの手による本編のソンザイしない(フェイク)予告編をハサんでロドリゲスのホラー「プラネットテラー」とタランティーノのカーアクション「デスプルーフ」が2本立て興行を再現してくれる算段だ。 と、まあ構成だけみれば、スタンリー・ドーネン監督の「ブルックリン物語」でも取られた手法ながら、思い入れの違いでオモムキはガラっと変わってくるもんだな~。 「ブルックリン~」は劇場公開時には幕間にハイる戦争映画「ゼロアワー」のフェイク予告編がモノクロな他は全篇オールカラーと相成っていたが、後のレーザーディスク版では前半の「ダイナマイトパンチ」も白黒で描かれ、あくまでも後半のミュージカル「バクスターズレヴュー1933」の前座的なアツカイ。オソラク本国アメリカ公開版に準じたものと思われるが、総天然色がまだ大作映画の代名詞であった時代を偲ばせてくれるコった趣向だった。 しかし当代随一の映画オタク監督ふたりの凝りようがそれに負けるハズがない。コマとびやキズにホコリ、ブレーク・エドワーズ監督「グレートレース」のタイトルバックが全篇に飛び火したような、トラブルだらけの“おんぼろフィルム”ぶりを再現。途中にフィルムが1巻まるまる紛失して前後のオハナシが繋がらなくなったりの大盤振る舞い。 9月1日以降2本に分かれて順次公開される日本公開版ではこのイイカゲンさが多少は緩和されてしまうんだろう・・・。 平日の第一回、3000円也の特別料金にもメゲず、かなりの席が埋まった。 ロドリゲス組の「プラネット~」はヒロインが擬足として右足に装着されたマシンガンを乱射するブっトんだヴィジュアルが“グラインドハウス”のスベテを観客のアタマに叩き込む“入門編”。「ターミネーター」の“まるで目立たない”ヒーロー役で名をはせたマイケル・ビーン演じる保安官以下、あからさまなタイプキャストでイカにもな面々がおりなすホラー映画のオヤクソクの嵐が小気味よい。 対するタランティーノ組「デスプルーフ」は、70年代アクション映画の定番たるカークラッシュをガチンコで描破!2作品通じて最高のビッグ・ネームといえるカート(スネーク)ラッセル演じるスタントマン・マイクのブチきれ振り(!)とプッシーキャットキルキルなハコ乗り3人娘の繰り広げるデスレース。 志を同じくしながら、アジワイもフンイキもガラっと変わるダブルフューチャー。途中で居眠りしたら「フロムダスクティルドーン」の気分が味わえることウケアイ・・・って東京&大阪ダケ1週間のみの公開、そんなモッタイナイ観方はデキない!DVDリリース(されるのか?!)までオアズケだ。
by oka-cpc
| 2007-08-31 13:13
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