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アーサー・C・クラーク「海底牧場」読了。 およそ30ン年ぶりの三読目。 西暦2060年代、深刻な食糧対策を地球規模で扱う“世界食料機構”が貴重なタンパク源として最重要視するクジラ。その計画増殖を担う牧鯨局に配属された元宇宙飛行士ウォルター・フランクリンの成長を通して描き出される未来絵巻。発表は1957年となってるから、ちょうど半世紀も前の作品になる。オソラクはクラーク自身のソレを反映していると思しき、21世紀宗教事情などに幾分、楽観的な理想主義のニオいがするものの作品自体がフルびていないのに驚かされる。巻末の解説文に、“よきイギリスの大衆小説”の味わいを色濃く残しているとの指摘がなされているが同感。 本作にインスパイヤされたと思われる田辺聖子「お聖どん・アドベンチャー」の第一話“でぶでぶ牧場”が、クジラの牧場を古式ユカシき西部劇調でキメているのもそこらへんの空気をよんでのことだろうナ。
by oka-cpc
| 2007-12-15 01:08
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